トレーニングのモチベーションを高め、維持する秘訣

 

筋トレやダイエットは続けるのが難しいですよね。

この記事を見ている人の多くも、チャレンジしたけど途中で挫折した経験があるのではないでしょうか?

今回はトレーニングを長続きさせるためのモチベーション維持の秘訣をお伝えしていこうと思います。

 

 

小さな目標を設定し小さな成功体験を積み重ねる

トレーニングをするには何かしらの理由があります。
「痩せたい」「おなかの脂肪を落としたい」「体力をつけたい」「マッチョになりたい」などなど…

しかし、このような漠然とした目標では失敗する可能性が高いのです。

トレーニングは「3ヶ月で10kg減量する」「半年で体脂肪率を15%以下にする」など、具体的で実現可能な目標を設定することが大事なのです。
特に1ヶ月で10kg減量!と非現実的な目標を立ててしまうと、失敗の経験ばかり積み重ねてしまうためやる気=モチベーションは低下するばかりです。

ではどうすればやる気=モチベーションを維持し、トレーニングを長続きさせることができるのか。
それは小さな成功体験を積み重ねることです。
小さな成功体験を積み重ね、「自分ならできる」「やればできる」という経験を感じることが重要です。

この「自分ならできる」という感覚を「セルフエフィカシー(自己効力感)」といいます。

1流のプロスポーツ選手やアスリートの多くは、小さな成功体験を積み重ねることでこのセルフエフィカシーを高めていきます。しっかりとモチベーションを管理することで大舞台での活躍や大きな実績を手に入れることができるのです。

プロスポーツ選手に限らず、我々一般的にスポーツに取り組んでいる(これから取り組もうと考えている)人にもセルフエフィカシーを高めることは有効です。
例えば3ヶ月で1kg痩せるという目標は、達成する可能性はとても高いがセルフエフィカシーは低いです。逆に3ヶ月で10kg痩せるという目標は、非現実的な数値ではありませんが相応の努力をしないと結果を得ることができない、絶妙にセルフエフィカシーを高めるための目標設定です。

実現可能かつ達成感も感じられる目標設定というのが、長く続けるための重要なポイントになります。

やる気を起こす方法を知る

「やる気」=「モチベーション」です。

やる気には「動因」と「誘因」という2種類の要素があります。
動因は自分自身の内面(内側)から湧き上がってくる欲求や願望のことです。「こうなりたい」という強い気持ちですね。
もう一方、誘因は動因として湧き上がった気持ちを満たすための方法や手段のことであり、こうなりたいと思う気持ちを満たすために「何をするか」というアクションプランのことです。

この2つを意識することでやる気が湧いて行動することができるようになります。
逆をいうと、この2つのどちらか一方が欠けてしまうとやる気は起きず、モチベーションが低下してしまいます。

「痩せたい」といった漠然とした理由ですと動因としては少し弱いので、「3か月後の結婚式までに5kg痩せてウェディングドレスを綺麗に着こなしたい」「カッコよくなって海で可愛い子をナンパしたいから、夏(6カ月後)までに腹筋を割る」といった具体的な理由にします。
そして誘因でどんなトレーニングをするか、期間(ペース)はどうするか、ジムに通うか自宅でするか、どこを重点的に鍛えればよいか、プロテインやサプリメントは必要か、といった手段や方法を確認していきます。

誘因をひとつひとつクリアし効果を実感することができれば、モチベーションを維持することができる動因という大きな目標に向かって続けていくことができるようになります。

まとめ

まずは小さな目標を設定し、成功体験を積み重ねていくことが重要です。

また、その際には具体的に「こうなりたい」という動因と「何をするか」という誘因も意識しておくとモチベーションを維持しやすくなります。

パーソナルトレーニングは最高の環境・設備でプロフェッショナルによるマンツーマンのトレーニングという「動因」と「誘因」を高いレベルで組み合わせることで効率的に理想の結果を得ることができるサービスともいえます。

ぜひ皆さんもモチベーションを高く持ち、トレーニングを続けていきましょうね。